最近のトラックバック

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

2009年10月31日 (土)

陳丹さんと会う

多田先生と二人で1024日の午後2時、陳丹さんと家族の経営する店を訪れて、2時間くらい話をした。日本に長年滞在した陳さんから、私に手紙が届いたからである。

 

陳丹さん:

 

さんは2000年から仕事のために日本に行ったが、行く前に覚えた日本語ではまるで役に立たず、アルクの日本語教師養成講座(通信教育)で勉強した。

 

2003年からはアルクアカデミー教室で勉強して、正しく日本語が書ける、話せる能力を磨いた。周囲が日本人の中で『日本語教育能力試験』と『日本語教師検定試験』にも通った。

 

日本語の教育、勉強になる本を沢山集めたし、日本語を理解するためには日本の文化を知る必要があり、その本も集めた。

 

瀋陽に戻って自宅で本を公開して、翻訳をしながら日本語を勉強したい人に教えてきたが、自分のうちの店と日本語教育の拠点を一緒にして、この春、ここに店を開いた。日本語を教えているのは数人。週に二三日。日本語の勉強では遠回りをしたので、効率的な日本語の習得方法を教えたい。

 

中国語への翻訳は、日本神話に興味があるし、白川静の著作を紹介したい。自分自身の著作はまだないが、ブログを持っている。

 

 

陳丹さんの提案:

 

瀋陽に戻ってから翻訳や日本語教育をやってきたが、日本人と付き合う機会が少ないので、自分の日本語能力に自信を失いそうだ。この水準を保つために、日本人と話をする機会を作りたい。その代わり日本人教師の会の集まりに自分の店を無料で使ってほしい。

 

それで、以下のことを話し合った。

 

1. 教師の会の集まりに使わせて頂けるだろうか。

 

これは先方からの熱心な申し出があり、店そのものを使って(3m x 7m くらいか)良いと言うことだった。20人くらいの会議が可能である。定例会の時は、毎月第2土曜日午後2時から3時間くらい、私たちも少し早めに出かけてセッティングを手伝う。

 

2. いつかは資料室を作りたい。

 

現状の、資料室がなく資料室の書籍もない現状で、以前の機能を持つ資料室を考えても意味ないことだが、昨年春までの書籍のある資料室が教師の間でも、教師と学生あるいは市民との間でも交流に大きな役割があったことを思うと、何時かふたたび教師の会の資料室を持ちたいという夢を忘れられない。

 

 陳さんは、まだ使っていない部屋が一つあり(3m x 4mくらいだろうか)これを資料室のために使って良いと言うことだった。壁二面に本棚を置けば2-3千冊の本を入れられる。

 

 これはすばらしい提案で、小さな部屋ながらも(開元ビルは120平方米。集智ビルは82平方米)これからここを新しく資料室の夢を育てる場所とすることは考えられないだろうか。

 

 この先、教師の手元に集まる本は、図書館には寄付をしないでここに集めていって、たとえば陳丹図書館にする。教師も学生もここを憩いの場として日中交流のために利用させて貰う。

 

.   日中草の根交流の提案。

 

瀋陽には日本人と中国人との積極的な交流の場、あるいは機会がほとんどない。ここを拠点にして、両者の交流のための集まりを考えるというのはどうでしょう。中国人の日本語能力を磨く機会になるのではないでしょうか。陳丹さんからこれについて少なくとも反対意見はなかった。

 

さしあたり陳丹さんにお願いしたこと:

 

1114日(土)午後2-5時、定例会に使わせて下さい。

 

その後一人30-40元で会食できる店(一部屋に円形テーブが二つ入っていて、全員が一部屋で会食できること)を見つけて下さい。そのとき、陳丹さんもご出席下さい。

 

以上OKでした。

 

2009年10月23日 (金)

在瀋陽総領事館を訪ねる

おそらく教師会始まって以来はじめてのこと。1016日午後2時に、在瀋陽総領事館の松本盛雄総領事に、教師の会の幹事の人たちで挨拶に伺った。

 

これは、9月に教師の会の幹事が代わったのでご挨拶と言うわけだが、6月には教師の会主催の瀋陽日本語文化セミナーに松本総領事を招いてご講演頂いたし、昨年末には教師の会のメンバーが領事公邸に招かれてご馳走になったこともある。

 

この1月には行き詰まっていた日本語資料質の蔵書の行方について建設的な意見を頂いて、瀋陽市図書館に書籍を寄付する手続きが進行中である。

 

つまり、以前の総領事よりは身近な存在と言って良い。

 

実際、領事館のHPで毎月更新される松本総領事メッセージは、通り一遍の、役人の挨拶だけでない心打つ文面である。

 

1.市図書館とのその後のやりとりの報告

 

2.総領事館の菊田領事と教師の会との関係がぎくしゃくしているので、その問題の検討

 

3.夏に交代した文化担当平柳領事の後任の足立領事にご挨拶

 

当日伺った当方の幹事は、多田(代表)、土屋、高澤、瀬井、山形の5人。

 

帰りは猛烈な土砂降りの雨で、誰もがずぶ濡れになった。

 

20091023 山形 達也

2009年10月22日 (木)

教師の会・会則改正

1017日の定例会で会則の改正が承認された。

 

主なことは、会長・副会長という言葉に代えて、代表・副代表という表現にしたこと。

 

資料室がなくなったので資料室係の代わりに図書係。

 

弁論大会、日本語文化祭、クリスマス会の係を一つにまとめてイベント係にしたこと。

 

教師の会のホームページにアクセスできないので、ここに掲載する。

 

 

瀋陽日本人教師の会 会則

 

1 この会の趣旨

 

  この会は、瀋陽市とその周辺で日本語を使って教育・研究に携わっている日本人教師や研究者の集まりです。さまざまな経験や資格でここ瀋陽に来た私たちは、年齢や性別、経歴などを超えて、一人の人間、一人の日本人教師・研究者としてこの会に参加します。

 

  私たちの職業と生活のために必要な情報・教材などをお互いに交換し、中国における私たちの滞在を有意義なものにするための会として、この会の運営はみんなで分担し合い、協力し合うことによって進め、私たちの活動を日中友好の一助にしましょう。

 

2 会員資格

 

○ 日本国籍を有し、瀋陽市とその周辺で日本語を使って教育・研究に携わっている人で、各教育機関から招聘状あるいは専家証を発給されている人およびその家族でこの会の趣旨に賛同される人で本会が認める人。

 

○ 年会費を納入した人

 

3 会費

 

  100人民元(半年未満の場合は50元)。その他必要に応じて適宜徴収する。新加入会員は入会時に入会金50元を徴収する。年度最初の定例会で前年度の会計報告を行う。

 

4 この会ですること

 

○ 毎年9月の年度始めの定例会でこの会の趣旨を確認し、分担と予定を話し合う。

 

○ 瀋陽日本語弁論大会の企画、運営に協力し教師の会全体で参加する。参画については別途実行委員会を組織し、主催団体や機関との連絡を密にして、特に弁論大会設立の趣旨の継承に努力する。

 

○ 情報の交換、授業や教材の研究及び親睦などは適宜に計画して行う。

 

5 この会の組織と役割分担

 

① 代表(1名):本会を主宰する。他の機関や団体との連絡に責任を持ち、本会の代表として行動する。原則として瀋陽市在任期間の長い人を選出する。

 

②  副代表(3名前後):代表が若干名の副代表を指名する。副代表は代表を補佐して会の連絡と調整を行い、代表に事故のあるときは、いずれかが代表の任に当たる。副代表は、渉外、広報、日本人会等との諸連絡を担当するほか、定例会の司会をかねる。代表と副代表は幹事会を構成する。

 

③ 研修・リクリェーション係(3名前後):会員に役立つ研修を企画するほか、会員外にも向けた日本語文化セミナーを企画・発信する。会員の親睦のためのリクリェーションを企画し実行する。

 

④ 書記・会計係(3名前後):定例会の記録をホームページで公開する。年会費と必要経費を徴収し、会計を記録して金銭を管理する。会計は一般会計と特別会計とに分ける。

 

⑤ ホームページ係(3名前後):瀋陽日本人教師の会のホームページの企画・編集・更新作業に当たる。 

 

⑥ 図書係(2名前後):瀋陽日本人教師の会が瀋陽市図書館に寄贈した図書に関して図書館と交渉に当たる。今後も瀋陽日本人教師の会経由で瀋陽市図書館に寄贈する書籍の窓口となる。

 

⑦ 日本語クラブ編集係(3名前後):定期的(季刊)に機関誌「瀋陽日本語クラブ」の企画・編集・発行に当たる。

 

⑧ イベント係(10名前後):瀋陽日本語弁論大会では弁論大会主催団体や各機関との連絡調整を行い、瀋陽日本語弁論大会を実行する任に当たる。

 

日本語文化祭では幹事校を定め、その学校の学生を中心として実行委員会を組織し、文化祭の立案・計画・各学校との連絡・調整を行い、当日の運営等を担当する。

 

瀋陽日本人会の企画するクリスマス会ではその準備と運営に協力し、その連絡と調整を行う。

 

それぞれの主担当者をあらかじめ決める。

 

⑨ 各係から1名はホームページ担当となり、ホームページ係と共に日本人教師の会の広報に努める。

 

6 会則の改正

 

  この会の会則の改正は、会員の多数が不都合と認めた項目について協議の上、改正することができる。会の性格上多数決はなじまないが、同意・調整がつかないときは「この会の趣旨」は会員数の三分の二、他の項目は会員数の二分の一以上の賛意をもって改正することができる。

 

 

 

細則

 

① 上記のそれぞれの係は任期2年くらいが望ましい。

 

② 研修・リクリェーション係はホームページの「活動記録」の中にある「リクリェーション記録」を更新する。

 

③ 書記・会計係はホームページの中の「活動記録」の中にある「議事録」更新と「年度会計報告」を担当する。

 

④ 図書係はホームページの中の「教師の会関係の図書」の更新を担当する。

 

⑤ 日本語クラブ編集係はホームページの中の「瀋陽日本語クラブ」の更新を担当する。

 

⑥ イベント係の弁論大会実行委員、文化祭実行委員はホームページの中のそれぞれ「日本語弁論大会」、「日本語文化祭」、「クリスマス会」の更新を担当する。

 

20091017日改正

 

2009年10月17日 (土)

瀋陽日本語文化祭の歴史

日本語文化祭に相当する集まりが最初に開かれたのは1996年で、遼寧大学日本語を学習する学生たちが日本語で歌、劇、踊りなどを大学内で発表して、互いに楽しみ、かつ学習意欲を刺激するために「遼寧大学日本語のゆうべ」と言う名前で開催されたと記録にある。

 

プログラムの一部の記録が残っている2001年は、第5回瀋陽日本語文化祭と銘打って、それ以降は<瀋陽地区で日本語を学習している学生の文化祭として行われたという。参加校の数が増え、「在瀋陽日本国総領事館」が後援となり、瀋陽在住の複数の企業からも寄付を頂いて規模を拡大することもでき< たと記録されている。

 

2001 年には、遼寧大学外国語学院〈遼陽〉、瀋陽外国語学校〈高校〉、瀋陽大学外国語学院、瀋陽師範学院日本語科、遼寧大学外国語学院日本語科、中国医科大学臨床医学日本語学科<、遼寧中医学院鍼灸学部、瀋陽薬科大学薬学部日本語班、が参加して遼寧大学で開催されている。

 

この後、東北大学も参加するようになったという。

 

2003年の第7回瀋陽日本語文化祭はSARSのために中止になった。

 

2004年の第8回瀋陽日本語文化祭は、その前に起こった西安の日本人留学生による不詳事件により中止となった。

 

2005< 年は反日運動が盛んとなり、瀋陽日本語弁論大会が中止になった年である。そのとき、日本語文化祭が続けて2<回開催されずに使われなかった基金があった。ちょうど「ジャパンウイーク」を開催中の在瀋陽日本総領事館小河内総領事と遼寧大学の石井康男氏の話し合いがあり、その結果として、「ジャパンウイーク」の企画の一部として「瀋陽日本語文化祭」が総領事館の新館で開催された。


なお、「ジャパンウイーク」の活動の一部として、弁論大会の入賞者によるスピーチもこのとき行われた(入賞者の全員は参加出来なかった)

 

最初の挨拶と祝辞は、遼寧大学外国語学院副院長・于麗萍氏と、小河内敏朗総領事が行い、最後の挨拶は瀋陽日本語文化祭実行委員会代表・遼寧大学・石井康男氏が行った。

 

プログラムにはこの文化祭を誰が主催したかは書かれていない。このときの費用は、それまでの遼寧大学が用意していた基金でまかなわれたと聞いている。

 

在瀋陽日本国総領事館小河内総領事は、瀋陽日本語文化祭の開催に意欲的で、その後は総領事館主催で行うとのことで、実際、2006年も総領事館新館で総領事館主催で開かれた。教師の会は企画と運営に参加した。

 

この2006年の日本語文化祭は、遼寧大学遼陽、薬科大学、航空学院、遼寧大学、東北大学、師範大学、育才外語、医科大学、瀋陽大学が参加した。

 

2007 年には総領事は阿部総領事に代わっていたが、ノースメディアの豪華ホールを借りて総領事館の主催として開催された。もちろん実質的な企画と、運営は教師の会の先生たちによるものであった。このときは国際交流基金に当時の森領事の示唆で申請を出し、得られた予算が大会費用に充てられたと聞いている。

 

<2007年は東北育才学校の参加があって10校、31<種目の演目に増えて盛況であった。

 

2008< 年の開催は、直前まで危ぶまれた。総領事館の文化担当菊田領事が「教師会が計画立案し、それを受け領事館が、何ができるか、考えていく。一切の予算措置は取っていないし、金銭的援助も一切しない」ということで、予算獲得に総領事館が動いてくれると思っていた教師の会は準備不足に陥った。

 

2008年は531日(土)に在瀋陽日本国総領事館新館を借りて開催されたが、主催は「瀋陽日本人教師の会」で講演と会場提供が「在瀋陽日本国領事館」となった。

 

2009年は、大学数校にわたる学生が日本語文化祭実行委員会を組織して企画の中心となり、教師の会の実行委員はその支援に回るという形で、日本語文化祭は航空学院の会場を借りて開かれた。

 

なお同じ日に、総領事館は同じ名前で全く別の瀋陽日本語文化祭を、瀋陽師範大学で開催した。

 

 

2000年度(2001年5月23日) 第5回瀋陽日本語文化祭 遼寧大学講堂

 

2003年度(2004年5月20日) 第8回瀋陽日本語文化祭 遼寧大学  中止

 

2004年度(2005年5月28日) 在瀋陽日本国総領事館

 

2005年度(2006年5月31日) 在瀋陽日本国総領事館

 

2006年度(2007年5月26日) North Media Building

 

2007年度(2008年5月31日) 瀋陽日本人教師の会主催 於在瀋陽日本国総領事館

 

2008年度 (2009年5月23日)瀋陽日本人教師の会主催 於瀋陽航空学院

 

 

以下のURLに詳しい情報が載っています

 

http://www.geocities.jp/kyosikai2004/index

 

http://sites.google.com/site/kyosikai09/

 

 

20091017  山形 達也

 

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »